シュールレアリスト・正宗⑨
- 2017/08/14
- 18:56
正宗「お姉さん」
冴子「ん、んん・・」
正宗「具合の方はどうですか」
冴子「正宗・・さん?」
冴子「やだ、私ったらずっと寝て・・」
正宗「もう熱もないみたいですよ」
冴子「有難う、すっかり良くなったわ!(お尻がジンジンするけどw)」
正宗「それは何よりです」
正宗「折角なんで、夕飯も食べてってください」
冴子「え、そんなことまで!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジャンッ!
正宗「今日はネギずくしです、遠慮なくどうぞ」
冴子「すごいw(私のために、こんなにネギ料理を!)」
冴子「頂きます・・ずず」
正宗「それはネギ粥ですね」
冴子「美味しい・・深くて優しい味がする!」
正宗「それはよかった」
正宗「これらの材料は、全て貰い物なんですよ」
冴子「うそ?」
正宗「人助けをしていると、何か下さる方が多いので・・それで生活の全てが賄えてるんです」
冴子「すごい・・誰にも真似できないことだわ!」
冴子「申し遅れましたが、私は安倍ノ橋 冴子・・公安警察です!」
正宗「そうでしたか」
冴子「貴方を悪人だと決めつけていたけれど・・間違っていました、身の上だけで人を評価するなんて!」
正宗「何はともあれ・・ズズッ」
正宗「貴方のお役に立てたなら、それで満足です!」
キラキラッ
冴子「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
冴子「しゃぶらせて!先っぽでいいから!」
ガバァ!
正宗「ちょ、こぼれる・・」
今日もこうして、迷える魂がシュールレアリストによって救われた。
その夜のことは、二人とも多くを語ろうとはしない!
凌辱(?)END