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カモメ町BLUES④

カモメ町・中央交差点JC1「うんうん、一時間ぐらい前に」JC2「見かけない子だったから」俺「分かった、ありがとう」JC2「あの・・今度、ドラオブ連れてってくれますか?」俺「おお、もちろんいいよ」JC1「やった!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・婦警「家出風の女の子?沿岸部で見たかな・・今度はいつ会えるの?」俺「来週時間作るから!今は見逃...

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カモメ町BLUES③

ドルフ港は、カモメ町の観光名所として知られる。護岸部に立つドルフ君の像は、そのフォルムがあるものを連想させ、見た女性は股を濡らすという。JK(なんだこのショッボイ像・・ってか腹減って仕方ないんですけど!)ぐぅ~JK「おっさん、チョコドーナツ一つとコーヒー」おっさん「はいよ」JK「ふぅ」がやがや・・がやがや・・がやがや・・JK「みんな楽しそう」おっさん「・・娘さん、一人で来てるのかい?」JK「うん、...

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カモメ町BLUES②

ドンッ!柏原商事(株)ビル柏原組組長・柏原一柏原「おめーら、新しいJKまだじゃねーか・・早くゲットしろよ」「うす!」柏原「先月のはもう壊れて使いもんにならねーんだ・・お客さん待たせてんじゃねー」チンピラAB「すんませんっす!」チンピラA「ついさっき、取り逃がしちまったもんで・・」チンピラB「それが凄げえ上玉なんすよ、へへ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...

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カモメ町BLUES①

ここはB県カモメ町・・昼は親子連れで賑わうリゾート地だが、夜は売人や博徒が暗躍するヤヴァイ町だ。ブォォォォォォォォォォォォォォォそんな町でのタクシー業務は楽じゃない・・色々な意味でな。JK「お兄さん止まって!はあはあ」俺「うお!」俺「いきなり飛び出して、あぶねーぞ!」JK「いいから早く出して!」ゴロツキA「ざけやがって、このアマ!」ゴロツキB「ケツにぶち込んでやらあ!」俺「おっと、これはマジでやば...

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時空の風と俺と⑥

現世との決別を果たした源之介は、早々にペースを取り戻していた。”あんあんあんあん・・”「うーん・・AVも見放題となると、途端につまんなくなるぜ」ぴろりろり~んっ”藤井氏、ミヤモトです。なんですか、このうめき声は・・”「お、ミエちゃんか?」”どうした、俺とお話ししたくなったの?”「違います!スケキヨ隊長が、あなたの入隊祝いを自宅でしてくれるそうです。はあはあ」「つきましては、30分後にセンターへ集合してく...

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時空の風と俺と⑤

源之介「すまねえ、スケキヨさん!はあはあ」スケキヨ「準備出来てるよ」源之介「すぐ見せてくれ」スケキヨ「”SOMATー0”というマシンでね・・現世で心残りな人を探り当て、モニターに表示してくれる」スケキヨ「少しビリビリ来るよ」源之介「なんのこれしき!」マーフィー「モニタート、リンクシタヨウデスヨ」源之介「何だ、教会か・・」源之介「バイトちゃん、羽振り良さそうなやつとゴールインかよ!」スケキヨ「友達?よかっ...

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時空の風と俺と④

業務時間は定時を迎えた。スケキヨ「ここが職員宿舎さ。引っ越しも構わないけれど、利便性でいうと最高かな。何でもあるし」源之介「へ~え・・最高級マンションって感じだな」スケキヨ「君の部屋はそこ。隣はミヤモト・ミエ君だから、何でも聞くといい」源之介「マジかw」スケキヨ「それから、君のAI端末だ。テレビのリモコンから電話まで何にでも使えるよ」源之介「あざっす」スケキヨ「私は残業があるから、また明日な」バタ...

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