シュールレアリスト・正宗①
- 2017/07/30
- 01:43
ドンッ!
バンッ!
ズウゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!
正宗「シュールが俺を呼んでいる・・今日はハロワ行ってる場合じゃねえぞ」
この男・・30代独身で求職中の「シュールレアリスト」である。
ザアアアァァァァァァァァァァアアアアァァァァァァ・・・
「シュールレアリスト・正宗」
ドンッ!
ザッザッザッ
「しっかし暗いなあ、当たり前か」
しくしくしくしく・・
シャーーーーーーー
「すすり泣く声、水音?」
ドンッ!
「しくしくしくしく・・」
シャーーーー
正宗「君、こんなところで何をやってるんだ?」
謎のJK「きゃっ」
シャーーーー
謎のJK「見てのとおり、おシッコ中なんです!見ないでください!」
シャーーーー
正宗「おっと、これは失敬」
謎のJK[しくしく」
シャーーーー
正宗(凄い量のおシッコしてたな、なんか泣いてたし)
謎のJK[ああ、やっぱり待ってお兄さん」
シャーーーー
正宗「何か御用ですか?」
謎のJK[見てのとおり、おシッコが止まらないんです。助けてください!」
シャーーーー
正宗「そうは言われましても・・」
正宗「僕は医学的知識もないしなあ・・」
謎のJK[もう何日も出てて、ここから動けないんです!」
シャーーーー
ピチャピチャッ
正宗「とりあえず、見るだけ見ますけど・・」
シャーーーー
正宗「確かに、止まりそうもない勢いで出てますね」
謎のJK(この人・・私のおシッコで汚れても平気なの?ドキドキ)
シャーーーー
正宗「ちょっと失礼」
つぷっ
謎のJK「ひゃん!」
正宗「指で栓をしてみたけど、どうですか?」
謎のJK「どんどんおなかが苦しくなるよぉ・・」
ちゅぽんっ、ぷっしゃーーー!
正宗「栓をするって選択肢は無しか・・」
謎のJK「うええぇぇぇぇええん」
謎のJK「百合奈、ママと喧嘩して出てきたらこんなになって・・もう帰れないよぉ!」
シャーーーー
正宗「大丈夫、シュールレアリストの私が何とかしてみせる!ちゅばちゅば・・」
百合奈「有難うお兄ちゃん・・しくしくしくしく・・」
シャ――――
正宗(む、この味は!)
百合奈「しくしくしく」
シャーーーー
正宗「百合奈ちゃん、お兄さんをよく見ていて・・」
百合奈「え・・うん」
シャーーーー
正宗「10度・・」
シャーーーー
正宗「20度・・」
ニヤリッ
シャーーーー
正宗「30度!」
くわ!
百合奈「わあ、何なのお兄ちゃん!面白いね!」
パアアァァァァッ
百合奈「こう?W」
にやりっ
正宗「30度のときにフルスマイルだから!」
正宗「まあ別に何でもいいよW」
百合奈「スマイル!」
にやにや・・
正宗「ほら、百合奈ちゃん見て!」
百合奈「え・・」
正宗「おシッコ止まってるよ!」
百合奈「本当だ!何でなのお兄ちゃん!」
正宗「その秘密はこれさ、ちょっと舐めてみて・・」
百合奈「うん」
百合奈「なにこえ、ひょっぱあぁい・・ちゅばちゅば」
正宗「君のおシッコね」
正宗「普通、おシッコはしょっぱくないんだ」
百合奈「んっんっちゅばちゅば」
正宗「目から出し切れない涙が、膀胱からも出てしまったというわけさ!」
ドンッ!
百合奈「有難うお兄ちゃん・・安心したら、涙がW」
じょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろじょろ
正宗「今度は笑い泣きかい?やれやれ!」
こうしてまた、迷える子羊がシュールレアリストによって救われた。
己自身が救われる日は来るのか・・正宗の旅は続く!