スクショで漫画

ズンチャカッズンチャカッズンチャッカッズンチャカッ
「うえ～い！うえ～い！」
（こんな楽しい夜は初めてだ・・）


ポンポロロン　ポンポロロン　ポンポロロロ・・
「ナナコマさん上手！」
（まるで、皆が私の友達みたい）


ズンジャカポロロン　ズンジャカポロロン・・
（しかし、こんな幸せも終わる・・私が終わらせるんだ）


ナナコマ「ぼっちゃん、上手どすよ！」
サモハン「お姉さんも！」
（優しくされるほど苦しい・・）
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～


ナナコマ「今夜はむちゃ楽しかったわ、皆のおかげで」
マジョリン「私もｗ」


マジョリン「でも毎日こんな感じだよ」
ナナコマ「そうどすか・・」


ナナコマ「あたしたち、明日でお別れどすな」
マジョリン「・・・」


マジョリン「ナナコマさん・・行くあてがないなら、一緒に旅を続けない？」
ナナコマ「えっ」


ナナコマ「そないな、あたしなんもでけへんし、足手まといどすし・・」
マジョリン「大丈夫、皆そうして欲しいって言ってたから！」


ナナコマ「じゃあ・・ほんまに無理じゃなければ・・お願いしたいどす」
マジョリン「やった！」


ナナコマ「ぐすぐすっ」
マジョリン（ナナコマさん、ずっと孤独だったのね・・）
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～


「くか～～～～～～」


（ごめんねマジョリン・・今からあなたの幸せを終わらせにゆくの）


（自分で愚かだと分かっていても・・生き方は変えられない！）


（勇者の部屋はこっちか・・）
ガチャリッ
「！」


サモハン「ふあ～、ションベンションベンっと」
（なんだ、ぼっちゃんか・・）


サモハン「あれ、お姉さんもションって・・え！」
ナナコマ「ぼっちゃん、こっち見て♡」


ぱい～～～んっ
サモハン「ドゥ―――――――ン！」
ズシャアッ


（気持ちいいほどよく決まるｗ）
ぷしゅううううううううう・・ピクピクッ


（勇者はまだ起きている・・必勝の色仕掛けでゆくか！）


ナナコマ「しつれいしまぁす♡」
イーニク「どうした、こんな時間に」


ナナコマ「今日は、何やらなんまで有難う御座やはった。御恩は一生忘れまへん！」
ぺこりっ
イーニク「気にすんな」


ナナコマ「うち、勇者はんみたいな立派な方に抱かれてみたおす・・」
イーニク「お断りだ！」


イーニク「ハニートラップにかかるほど俺は愚かではない」
ナナコマ「えげつない、なんを言うとるのどすか！」


イーニク「一つ。俺らが勇者一行と分かる手掛かりはないこと。
　　　　　　一つ。犯された女が男に抱き着くなどありえないこと。
　　　　　　一つ。方言が不自然なこと、などなど・・お前さん未熟だなｗ」
ナナコマ「くっ！」


ナナコマ「くっそお・・初めから分かってて、からかいやがったな？」
スチャッ


ナナコマ「必殺の苦無、受けてみろ！」
ビュゥゥゥゥン！ッ


イーニク「たった四本で必殺とは、笑わせる」
すっ・・


イーニク「忍法、二指真空把！」
しゅぱぱぱぱぱぱっ


ナナコマ「ひぃ！？」
ビュンッ！


ガッ！
ガッ！
ガッ！
ガッ！


ぱい～～～んっ
イーニク「動いてんじゃねー。ちゃんと外してやっている」


へなへなへなっ
ナナコマ「今のは、上級忍者しか使えない技・・」


イーニク「そう、おれは元忍者だ！」
バンッ！