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キャラクター論

まず、まじめな男が居たとする。そしてその男がまじめであるなら、その男がまじめであるエピソードを描く必要がある。その男が顔に似合わずアイスクリームが好きであるなら、有名なアイスクリームショップか何かで、いかつい顔でそれを食す・・とかいったエピソードを作らねばならない。物語のキャラクターを作るのであるから、その人の性格や趣味などを設定することはもちろんであるが、気を付けるべきは「それを理解してるのは作...

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春い青②

うるはは当然の様にヌル男から昼飯を貰うようになった。うるは「そう言えばお前、バイトやってんのか?」ヌル男「いえ、してないっす」うるは「じゃあ、飲み食いする金は小遣いから?」ヌル男「まあ、そうっすね」うるは「そりゃ駄目だろ!」うるは「それじゃ、アタシがカツアゲするのは、お前のパパやママの金ってことになるだろ」ヌル男「た、確かに・・」うるは「アタシがいじめてるのはお前なんだから、お前の懐が痛まなきゃ気...

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春い青①

キーンコーンカーンコーン・・私立・無明学園は正午を迎えていた。肝井ヌル男(16)「はあ、よかった!誰も居ない」説明しよう・・彼は転校早々に不良グループに目を付けられ、逃げながらのランチタイムなのだ!「はあ、なんで僕は何処でもいじめられるんだろう」ドンッ不良A「お、こんなところに隠れてやがった!」ヌル男「ひいっっ」不良B「お金貸してくれるって言ったじゃん、アイコンタクトでw」不良C「集金の手間かけさ...

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ファンシー

ファンシー ペンギン(40)は虚弱体質な詩人で、その世界では割と名が知れている。夢見がちな女性ファンが多く、ファンレターは毎日のように届く。それを届ける郵便配達夫(35)はペンギンの友人で、今日も配達ついでに家へ上がり込んで勝手にくつろいでいた。 「やあ君、この手紙を読んでご覧」ペンギンは一通の便箋を配達夫へ渡した。そこにはペンギンへの熱烈な愛と、これから一緒に住んでお世話します、と書かれていた。...

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アルティメット学園

去年エモーションクリエイターで作ったものです、続きません^^;エロ&馬鹿な話が作れるなら、真面目なストーリーも描けるはず・・と思って試行錯誤しましたが、ぜんぜん上手くゆかない!映画や漫画のシナリオの作り方とかも研究しましたが、そういう他人の方法論に自分を当てはめても、全くサイズの合わない西洋甲冑を着せられたがごとく身動きが取れない・・きっと、自分独自の方法論をあみ出さないといけないのだと思う。にし...

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